Maya&Maxでモデリング

  

ハロウィーンが近いので、お面を配ることにしました～。
タダですのでご自由にお持ちくださいませ。



着るとこんな感じ。



控え目にロゴが。


  

体験版をダウンロードしてテストなさっている方がたくさんおられるようで嬉しい限りです。
その中で質問として多いのが、
「とりあえずポリゴンでモデリングしたんだけどどうやってSLに持っていくの？」といった質問です。
お気持ちはわかりますが、これは残念ながら不可能です。スカルプトプリムにする、という意味ならば可能ですが、ポリゴンをそのままSLに持ち込むことは不可能です。SLは仕様上、形状データの持ち込みを一切許可していないのです。これは今のところ諦めるしかありません。だってリンデンさんがそう決めたのですから。
じゃあセカンドライフモデリング用Mayaプラグインって謳っているのはなんさのさ、ってことになりますが、
SLTｋ Proは、
「SLと同じことがMayaでできるツール」であり、
「SLでやりにくいことがやりやすくなるツール」と言えるでしょう。
少し技術的な言い方をすると
「プリムを外で作ってパラメータだけ持ち込むツール」とも言えます。
SLでできないことはSLTｋ Proを使ってもできません。
ですが、作るものによっては、
「SL内では現実的に言ってほぼ不可能なものが、Maya+SLTk Proなら簡単」といったことはあります。
例えば「グネグネと曲げたプリムに対して歪まないようにまっすぐロゴを張る（そういうテクスチャを描く）」といった作業は現実的にはかなりキビシイ作業ですが、Mayaでは「異なるUV座標系でのテクスチャの変換」なーんていうなかなか高度なテクニックが使えちゃったりします。わかんない人はすいません。CG屋しかわかんないよなこんな話、、。要するにハイエンドツールはそれなりにスゴいことができるってことです～。もちろんSLの制限の範囲内でってことですが。  

スカルプトの続きです。
SLTｋ Proでは　”Convert To Sculpted Prim”というなにやら便利そうな機能が付いています。
「これらをスカルプトにせいっ！」と命令すると「ラジャー！」とばかりにダダダっとスカルプトオブジェクトを作ってくれます。なにげに秀逸なのは位置とスケールをぴったり合わせてくれるところです。複数のスカルプトマップを使って立体物を作るとき、インワールドで正確な位置とスケールに合わせるのはとても大変な作業です。複雑な時はほぼ不可能なんじゃないかと思います。その点SLTｋ Proなら自動で計算してバッチリな結果を出してくれます。自動車や銅像のようなものを作るときには大変重宝する機能です。



この大仏の完成したものはSLTk-SIMに行くと見れます。
スクリプトで組みあがっている様をデモ中です。
http://slurl.com/secondlife/simimage/128/108/27


  

webサーバーを臨時で移設しましたので、こちらからどうぞ。

http://www.sim-image.co.jp/sltk/jp/index.php

体験版のダウンロードなどこちらからできるようになってます。  

現在、www.simtools.jp　のwebサーバーがトラブルにより停止しています。復旧したらまたお知らせします。  

Mayaでスカルプト？「そんなんツール買わなくてもリンデンがタダでスクリプト配ってんじゃん」
いやまあ、そうなんですが、そんなこと言わずにお付き合いくださいませ。
売ってるツールである以上、素晴らしいものでなければお客様は納得しません。
SLTｋ Proのスカルプトツールは一味も二味も違います。
まず、SLTk Proではスカルプトマップを作れるだけじゃなく、スカルプトプリムそのものに対応してます。マップを読み込んでインワールドと同じ状態のプリムをMayaの中で表示します。通常、リンデンさんの配っているマップ生成のスクリプトを使うやり方だと、実際にインワールドでどんな感じかは出してみてのお楽しみ～ってことですが、SLTK Proなら、テクスチャアップロードする前にMaya内で確認できます。スカルプトプリムって元のサーフェースとけっこう違う形になったりするのでコツを掴むまでなかなか上手くいかないのですが、これなら何度も試してクオリティの高いマップにしてからアップロードできますね！



スカルプトプリムにはタイプがあるのをご存知でしたか？
リリースされてすぐの時はsphere(球体)タイプしかサポートされていませんでしたが、今ではplane(平面)、clinder（筒）、torus（ドーナツ形状）と４つのタイプがサポートされています。これはまだ知らない方が多いかもしれません。何故ってインワールドの編集ツールにまだ設定項目がないからです。困ったことですね。いずれリンデンさんが直してくれるとは思うのですが、今のところ、SLTｋ Proを使うしか方法がありません！（厳密にはLSLでコマンド叩けばできます）SLTk Proでは簡単設定、ボタン一発で好きなタイプのスカルプトプリムを作ってくれます。しかもポリゴンからでもNurbsからでもスカルプトを作っちゃいます。なんて便利なんでしょう。もうちょっと詳しい話はまた次回。  

ついにSLTｋ Proが本日より発売開始になりました。
SimtoolsWebサイトもしくはインワールドSim-imageSIMのショップでお買い求めいただけます！
まずはMaya版からです。Max版はもう少しお待ちください。1ヶ月以内くらいで発売開始したいと思っています。
http://www.simtools.jp/sltk/jp/index.php
15日間無料トライアルができますので、Mayaをお持ちの方は是非ダウンロードしてトライしてください。
SLURLはこちら
http://slurl.com/secondlife/simimage/128/108/27
発売記念でSLTkウインドウを公開します。










色々な機能がついてますが、使い方はとっても簡単です。
インワールドでもリアルライセンスが買えます。リンデン＄にするとケタがスゴいですが、、。  

で、どうやって作ったデータをSLに持ってくのさ！とヤキモキしている方もいらっしゃることでしょう。
SLTk Proではこんな感じでSLにアクセスします。
SLTkウインドウのExportメニューでファイルを出力。仮に sltk.txt　としましょう。
インワールドで特殊なスクリプトを仕込んだプリム( touchObj とします)の中のノートカードにコピペで貼り付けます。なんだコピペかよ、と思われるかもしれませんが、今のSLの仕様ではコレしか方法がありません。もっとも現実的な方法と思われます。そして touchObj にTouch！します。するとあーら不思議。ポコポコと自動で組みあがっていくではありませんか！Maya側で質感設定がしてあればきちんとそのデータも反映されます。SLのライブラリテクスチャにも対応しています。すんばらしー！

こちらが動作中の模様です。


リアルタイムで録画しています。
ぽこぽこぽこ。。

Mayaのデータとの比較はこんな感じです。


SLTｋ用のスクリプトを仕込んだプリム（touchObj）はSim-imageSIMで無料で配布します。
是非ご利用ください。

明日、ついに正式発表です！

  

ソラマメ復活しましたね。よかった、よかった。
今回はディスククラッシュだったようですが、ハードディスクって割とよく壊れるものなので、サーバー管理者の方はいつも肝を冷やしているのでしょう。
バックアップが大切ってことですね。
一方、セカンドライフのバックアップってどうなっているのでしょう？どこかに「信頼おける友人に持ち物をコピーして持っておいてもらいましょう」って書いてあったような。おいおい、、。でもそういう方法しかないってことですね。セカンドライフには自分でバックアップを取る方法はありません。リンデン社はデータの保存に関して責任を負っていませんし、サーバー管理の観点から見て絶対にトラブルが起きない、とはいえない筈です。データベースのトラブルである日苦労して作ったSIMのデータがなくなっていたなんてこともあるかもしれません。SLTk Proなら作ったデータはローカルPCのファイルなのでバックアップが取れます。セカンドライフ内でも簡単に再生できます。これはお仕事でやられている場合は大変大きいと思います。これならクライアントに「SIMがふっとんどるぞ！」と怒られても、「スクリプトで直しておきました！」と言えますね。ほっと安心。  

SLTｋ Proの便利機能のひとつに、ミラーコピーがあります。
たくさんプリムがあるときに一つ一つ左右反転するのって大変ですよね。
SLプリムはパラメータの状態や向きよってに反転できない(左右対称にならない)時もありますが、可能な限り頑張ってコピーします。
こんなふうにコピーしたいものを選択して、



コピーボタンをポチッとな。



こんな感じです。
おおー、らくちん、らくちん。  

SLTｋ Proではプリムの調整がサクサクッとできちゃいます。
その秘密は　マニピュレータ搭載　にあります。
インワールドではプリムの調整って編集ウインドウでボタンをプチプチするか数字を入力するかしかありませんが、SLTｋ Proではマニピュレータを掴んでグイっと動かせばあっという間に好きな形に！感覚的に作れるってクリエイターにはとても大事なことと思います。



グイグイいじって遊んでいるうちに思いもよらない形ができるかも～。  

SLTk Pro でのモデリングを解説します！
CGソフト(とりあえずMayaです。)でSLTkツールを立ち上げて、ボタンをぷちっと押すと、、



こんな感じでプリムができます。
ってタダのポリゴンの箱かよ！って突っ込まないでください。
もうコレ、SLプリムなんです。
その証拠に、パラメータいじると、



インワールドとおんなじように形が変わります。
あんなんも、こんなんもみんなプリムです。



おっ、はじっこのやつはスカルプトプリムですね。ということは、、、  

セカンドライフってとってもオープンなカルチャーだと思います。
誰でも参加できるし、とりあえずタダだし。
でも、データ入出力は？と考えるとなかなかに閉鎖的なんですね。
テクスチャとアニメーション以外は持ち込めません。
ポリゴンとかの形状データは全く読み込めません。
ご存知でしたか？「そんなんあたりめーだろ」「えーそうなの？知らなかった」色々あると思いますが、意外と知られていないように思います。
普通３DCGのソフトだと違うフォーマットのファイルでも変換してなんとか読み込めるモンなんですが、SLは基本全くできません。
「インワールドで作ってくださいね」というのがリンデンさんの考え方のようです。
「それでは困る！」ということでSLTｋ開発チームが立ち上がりました。
そこから物語は始まるのでありました。パチパチパチ。
  

ついにMayaとMaxでセカンドライフのモデリングが可能になります。
誰にでもできるが故にプロのクリエイターにとっては面倒なことも多かったセカンドライフでのモデリング。MayaやMaxでできたらいいのになあ、そう思っていた方も多かったと思います。
名前は「SLTｋ Pro」っていいます。
SecondLife Tool Kit for Professional　の略です。
豊富な機能でセカンドライフモデリングがとっても便利になります。
近日発売予定です。
これからこのブログで色んな機能を紹介していきますのでよろしくお願いします。